2005年11月05日

ウッドブロックの活用〜ブックストッパーを探している人のために

机の上に本を置きたい人にとって、ブックストッパーは必須アイティムです。しかし、いざ探してみると、意外にその種類は少ないようです。スチール製では、机を傷つける恐れがあるし、かといって、木製のものにはあまりよいデザインのものがありません。

そこで私は、手ごろな大きさの木のブロックを買ってきて代用することにしました。

ウッドブロック

実際の使用状況はこんな感じです。

bookstoper.jpg

ポイントは比重の大きい木材を選ぶことです。見た目がよくても、比重が軽いと本に押されて滑ってしまい、ブックストッパーとして役に立ちません。写真は、インドネシア産のエボニー(縞黒檀)という木です。仏壇や楽器などに使われる材木で、黒地に浮き出た木目の縞が原木の風格を感じさせます。比重の重さはトップクラスです。もっと重いものとしては、中南米産のサッチーネ(ブラッドウッド)などがあります。

私は東急ハンズで購入しましたが、ウッドブロックはこちらのサイトでも取り扱っているようです。種類が豊富で、それぞれ簡単な説明もあるので、一度ご覧になってはいかがでしょう。

ウッドブロック(by ogo-woodさん)
http://www.ogo-wood.co.jp/onlineshop5-1.html
posted by horiuchi at 13:01| 東京 晴れ| Comment(13) | TrackBack(0) | 机・椅子・照明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

書見台選びのポイント〜はじめて書見台を買う人のために

読書に便利なツールといえば書見台です。四六判サイズまでなら手でもって読むことができますが、それより大判の本や分厚い専門書などは、長時間手で持つというのは至難の業です。かといって、本を机に置いての読書は、前かがみになって眼にも姿勢にも負担をかけてしまうので、肩凝りになってしまいがちです。書見台を使えば、ノートパソコンのディスプレイのように本の角度を調整できるので、自由な姿勢を選んで読書を楽しむことができます。

意外にも、市場に出回っている書見台の種類は少ないようです。ハンズなどの量販店でも、店頭に並んでいるのは5〜6種類程度。それでも、そのなかから最上のものを選ぶには、いくつかのチェックポイントがあります。

  • 片手でページをめくれるか
  • 角度を微調整できるか
  • 厚めの本でも設置できるか
  • 机を傷つけるおそれはないか

最初の「片手でページをめくれる」というのが一番重要です。ページをめくるたびに、ストッパーを解除するため両手を使わなければいけないのでは、手数がかかって読書がはかどりません。結局、次のページをめくるために、前かがみのまま、読み続けることになってしまい、何のために書見台を買ったのか分からなくなってしまいます。

二つ目の「角度調整」は、本からの引用をノートパソコンに打ち込みたいという場合、必須の機能です。ノートパソコンのディスプレイと本の角度をそろえたり、ディスプレイへの映り込みを避けながら、本に照明を当てたりするために、段階式ではなく、角度を微調整できるものがベストです。

三つ目の「厚めの本を設置できる」というのは、背表紙が当たる中央部分が、凹んでいるかどうかで確認できます。この部分が平らだと、厚めの本の場合、ページが膨らんでしまい、読みやすさが一気に損なわれてしまいます。

四つ目の「机を傷つけるおそれ」は、安定性と材質で判断します。スチール製で角があるものは避けたほうがよいでしょう。安定度が高ければ問題ありませんが、プログラミングのマニュアルなど重めの本を置くと、転倒してしまう危険性があります。

私自身は、ELECOMのブックスタンドを使っています。プラスティック製というのが不満ですが、私の知るかぎり、現時点では、以上のすべての条件を満たす唯一の製品だと思います。

ELECOM EDH-004 ブックスタンド
ELECOM EDH-004 ブックスタンド

ELECOM_BookStand_2.jpg

写真の通り、ページストッパーがよくあるゴム止めではなく、先端の丸みだけで留める仕組みなので、片手でページをめくることができます。角度の微調整も可能で、背表紙部分の凹みもしっかり備えています。

※本に書き込みながら読書をするというスタイルの方には、書見台は不向きです。マーキングには付箋を使ったり、ページの角を折るだけ、という方なら大丈夫です。本からの引用をノートパソコンに打ち込むという方には最適だと思います。
posted by horiuchi at 23:54| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 机・椅子・照明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

神田古本まつり最終日

第46回神田古本まつりに行ってきました。晴天に恵まれた祝日で、なかなかの人出でした。

古本市では、ふだん古本屋で売っているよりも、10〜20%オフの価格設定になっています。しかも、都内各地から出品しているので、いつもは目にしないお店の在庫を見ることができます。思わぬ掘り出し物と出会える可能性が大です。

都内の古本市情報はこちらに見やすく紹介されています。

東京古本市予定表2005(by いしゅういちさん)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/5603/furuhon2005.html

古本市では、お店ごとにブースを設置しています。各ブースをざっと眺めながら歩き回り、興味のある分野がまとまっている棚を見つ次第、そのブースをじっくり検分するのがコツです。

きょうの古本市で、残念だったのは、すずらん通りの専門古書店が軒並み昼まで閉まっていたことです。せっかくの古本まつり。これを目当てに遠方はるばる足を運んだ人も多かったでしょう。いくら祝日とはいえ、昼過ぎから夕方6時までの開店では短すぎると思います。古本屋業は殿様商売といいますが、ちょっと無神経ではないでしょうか。

確かに、値打ち物の専門古書を、外で叩き売られている古本と同じようにバラバラ掘り返されるのは面白くないかもしれません。しかし、本当に価値ある古書を、誰でも触れる書架に置いておくというのが、専門古書店の矜持ではなかったでしょうか。初めて神保町を訪れる人にも、古書の魅力を十分感じてもらえるように、もっと営業努力をして欲しいと思いました。

ついでですが、洋古書で有名だった北沢書店が大きく様変わりしていたのには驚きました。従来の売り場は2階部分だけになって、1階は、「ブックハウス神保町」という名前の新刊児童書専門店になっていました。改装は先月だったそうです。丸善の京都河原町店閉店のニュースでも思いましたが、需要の少ない洋書分野は経営が難しいのでしょうか。規模縮小を目の当たりにして寂しい気分ですが、これからも頑張って欲しいと思います。

furuhon-maturi2.jpg
posted by horiuchi at 18:07| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月02日

机をひろびろ使うコツ〜書斎机を快適に保ちたい人のために

選びに選んで買い求めた机。最初はこれでもかというくらい整った机上環境だと思います。でも、2週間もすると…読みかけの本や文具、プリント類が散らかって、作業スペースはキーボードだけ、そんな状態になっていませんか?

今日は机をひろびろ使うコツを紹介したいと思います。

まず、机の上の物を眺めてください。それぞれ次の二種類のどちらに分類されるでしょう。

  • 常にそこになければいけないもの
  • 一時的にあるだけのもの

後者の対処法は、いうまでもありませんが、小まめに片づけることです。今からすぐに使わないものは、とりあえず、所定の場所に片づけておきましょう。

前者の、「常にそこになければいけないもの」とは、例えば、デスクランプ、時計、卓上カレンダー、筆立て、パソコンなどです。これらは、配置替え省スペースで対処するのがコツです。本当に机の上になければいけないのか。時計や卓上カレンダーは、脇の本棚に置いたり、壁掛けにしてもよいのではないか。こんな風に考えてみるのが配置替えです。一方、省スペースとは、どうしても卓上になければいけないものに対して行う工夫です。よりコンパクトなもので同じ機能を代用できないか、という発想です。デスクトップPCなら、ブラウン管モニターを液晶にするとか、キーボードをコンパクトサイズのものにするとか。それなりの費用が発生しますが、これからも一定のスペースを占拠し続けるものは、できるかぎりコンパクトなものに取り換えるのをおすすめします。

省スペースで見落としがちなのは、パソコンのコード類です。たった一本のワイヤ。でもそれが曲者なのです。コードの上では、紙にメモ取ることもおぼつきません。結局、一本のコードが横たわっているだけで、本来は広いはずの面積が二等分されてしまうのです。有効な対処方法は、卓上にのさばるコード類を、できる限りワイヤレスに置き換えることです。デスクトップなら、キーボードとマウス。ノートなら、電源コード以外すべてをワイヤレスにすることをおすすめします。通信環境はもとより、プリンタをよく使う方も、ワイヤレス対応の製品が意外に安価に販売されています。

私自身は、HPのDeskjet6840というプリンタを使っています。無線LAN対応ながら、とてもリーズナブルな価格で入手することができました。

机の上は、貴方の城です。常に気を配って、最高の作業環境を整えてみてはいかがでしょう。

deskjet6840.jpg
posted by horiuchi at 23:52| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 机・椅子・照明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

文房具についてのおすすめサイト

情報量も多く、読んでいても面白いサイトです。

手帳とカバンのホームペーヂ(by ねこJさん)
http://www.geocities.jp/techou_bag/

ねこJさんの掲示板で知ったのですが、伊東屋のサイトがリニューアルされたようです。

GINZA ITO-YA(公式サイト)
http://www.ito-ya.co.jp/

以前の簡素な作りから一転、コンテンツ数も豊富でとても楽しいサイトに生まれ変わってます。
posted by horiuchi at 23:58| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月31日

システム手帳の使い方〜はじめてシステム手帳を手にした人のために

昨日の記事で、革に凝ったシステム手帳の選び方を提案してみました。今日は、買い求めたシステム手帳の使い方について、すこし述べてみたいと思います。

最近、書店や文具店で、「手帳の使い方」風の本をよく目にします。それらの本では、「成功する目標管理」「無駄のない時間管理」「メモ術」など手帳の使い方を紹介したり、システム手帳・綴手帳・PDAの長短比較、「アポの多い人には縦割りの時間軸」云々と、仕事内容ごとに各種のスケジュール欄をおすすめしたり、といった内容が多いようです。

私自身は、いろんな方が、実際使っている手帳を写真入りで紹介している特集がとても好きなのですが、昨日の「革に凝る」という点で見ると、とても大切な注意点が抜け落ちているように思います。以下、その注意点を挙げたいと思います。

  • ベルトは汚れるものと覚悟する
  • 他の小物といっしょに鞄に入れない
  • 爪を切る
  • ひと月に一度は、柔らかい布で乾拭きする

些細なことばかりのようですが、長年愛用する手帳を大切に扱うためには重要なことばかりです。まず最初の一点は、こればかりは仕方ない、と諦めてください。ベルトは他の個所と比べて段違いに接触頻度が高いので、一番最初に劣化してしまいます。なるべく綺麗な手で手帳に触ろうと心がけていても、真っ先に黒ずんできてしまいます。私自身は、部分的な汚れが目立たないように、ベルトとペンホルダーが本体と違う染色のものを使っています。

二点目、三点目は、革の表面を傷つけないための配慮です。私自身は、幸いにも私服通勤なので、単独のシステム手帳入れがあるカジュアルバックに入れて持ち歩いています。おかげで一年経った今でも、気になるくらい大きな傷はついていません。スーツ通勤でアタッシュケース派の方も、角張った小物は小袋にまとめて入れるなどして、工夫をしてみてはいかがでしょう。また、手帳の傷は自分の爪でひっかいてしまって、つくケースが大半です。女性の方では難しいかもしれませんが、男性であれば、身だしなみの一つだけではなく、不用意な傷から手帳を守るためにも、爪を綺麗に切りそろえて置くのがベターです。長年使い込まれた末の傷は風格にもなりますが、単に扱いが乱雑なだけの傷みというのはいかがなものかと思います。手帳の中身を見るのは自分だけかもしれませんが、外観は多くの他人が目にします。忘れないでください。革はあくまで手帳の顔なのです。

最後の乾拭きは、革を育てるためという意味もあります。ひと月も経てば、掌の油脂が革の表面にけっこう付着しています。そこで、乾拭きをしてあげれば、過剰な脂分は拭きとられ、油分が不足している部分にはすり込まれることになります。乾拭き用の布は、量販されている靴磨き用のもので結構です。数回拭いてあげるだけで驚くほど光沢がよみがえり、掌に吸い付くような素晴らしい触感を楽しめるはずです。

日々、貴方と行動をともにする手帳。長い時間をかけて、大事に大事に育ててみてはいかがでしょう。
posted by horiuchi at 23:59| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月30日

システム手帳の選び方〜はじめてシステム手帳を買う人のために

今年も手帳選びのシーズンになりました。文具店はもちろんのこと、本屋さんでも特別コーナーにずらっと手帳が並べられています。最前列には、平積みにされた「手帳の使い方」風の新刊本。ついつい手に取ってしまいますよね。

私も、手帳についての本を見つけると、すかさずレジへ向かってしまう人間の一人です。だいたい書いてあることは、毎年いっしょなのですが、人それぞれの手帳の使い方が写真入りで紹介されていたりして参考になります。

私自身は、仕事用ではシステム手帳を使っています。過去の使用経験から、現在購入を考えている方にぜひおすすめしたいのは「革に凝ってみる」という選び方です。

革は何といっても手帳の顔です。とくにシステム手帳の場合は、中身の補充・交換によって何年でも使えるように作られているので、ぜひ自分の一番気に入った革のものを選んでいただきたいと思います。革には、もっとも一般的で種類も豊富な牛革、堅牢な水牛革、高級感のある馬革、柔らかな手触りの山羊革や羊革、独特の模様のあるダチョウや爬虫類系まで沢山の種類があります。しかも、牛や馬の場合は、生後年月や部位、成育地などによって無数のバリエーションがあり、鞣・染色の技法も加えれば、その表情はまさに千変万化です。

革を楽しむ際、見た目と同じくくらい大切なのが手触りです。毎日何度も手にする手帳だからこそ、手触りに注意して、店頭の手帳を比較してみてください。その風味の違いに驚かれることでしょう。私自身は、何度か買い替えましたが、現時点では、ASHFORDのキャップリックのラスク色(Design. No. 7076-033)を愛用しています。ゴート(山羊)革です。写真では、なかなか伝えられませんが、コードバン(馬の臀部)と同じようにアメ色の透明感のある皮膜があり、細やかな模様が透かし見えます。なによりも、コードバンのように硬過ぎず、非常に柔らかな手触りなのが気に入っています。

ぜひ皆さんも、大きさやデザインだけを気にするのではなく、触感にこだわってシステム手帳を探してみてください。選びに選び抜いた革の手触りは、きっと貴方の毎日を幸せなものにしてくれるはずです。

binder.jpg

posted by horiuchi at 22:09| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月28日

効率のよい読書の仕方〜読書に集中するのが苦手の人のために

書斎づくりに興味がある方の多くは「読書好き」の人だろうと思います。

しかし、「好き」と「上手」とは必ずしもイコールではありません。私なんかも、ついつい読書中に調べものをしようとパソコンを立ち上げたが最後、ネットサーフィンで一晩終わり、ということがよくあります。うずたかく積み上がった購入書籍を限られた時間で消化するためにも、効率のよい読書の方法はないのでしょうか?

古来、読書や考え事をするのに最適の場所として「三上」が挙げられています。「三上」とは、鞍上・枕上・厠上の三つのことです。鞍上とは、馬車の上のことで、今日で言えば、電車や飛行機に乗っているあいだにあたります。枕上は夜寝る前、厠上はトイレのことです。

この三つには、或る共通点があることにお気づきでしょうか。それは、能動的な行為がし難い状態が一定時間続くと想定されるということです。車中はもとより、寝床に横になっている間、トイレに入っている間、いずれも身体の動きが大きく制約されています。あえて言うならば、身体の動きの制約が、読書に適した状態を作り出しているのです。

逆を言えば、「三上」と同じような制約状態を人工的に整えてやれば、読書に集中することが可能になるはずです。読書に関係ないものを手の届くところに置かない。パソコンの電源をオフにして電源アダプタをコンセントから抜いておく。携帯が鳴っても届かない場所に置いておく…など、思いつきの行動を「しずらく」する工夫はいろいろとあります。

気が散ってなかなか読書に集中できない、という方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。




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2005年10月27日

万年筆の使い方〜はじめて万年筆を手にした人のために

選びに選んでようやく手にした万年筆。名前の通り「万年」という訳にはいきませんが、出来る限り長いつき合いをしたいものです。

そこで、以下、万年筆のトラブルで一番多い「インク詰まり」の解消法をご紹介します。メンテナンスの仕方にはいくつかの段階があります。

  1. ティッシュなどにペン先を向けて、中のインクを飛び散らせるように、上下に強く振る。
  2. ぬるま湯にペン先を浸して洗浄する。吸入式であれば、お湯を出し入れして中を洗浄する。
  3. 我慢してしばらく使ってみる。
  4. どうしてもダメな場合は、購入したお店へ持っていって調整してもらう。

一番目の対処法で、たいていはインクの出をよくすることができます。問題は、二番目のぬるま湯洗浄をしてもインクの出が改善されない場合ですが、すぐさまお店に持ち込む前に、ひと月ほど我慢して使ってみてください。まれに、ペン先が使う人の書き癖に馴染むにしたがって、インクの出がよくなる場合があるからです。

何よりも一番のメンテナンスは、頻繁に文字を書いてあげることです。万年筆のインク詰まりは、初期不良を除けば、長期間使用せずにインクを入れたまま放置してしまうことが原因です。しかも、万年筆は使い込むにしたがって、ペン先が微妙にすり減ってゆくので、少しずつ書き手の癖に最適化されてゆくのです。少し意地悪なようですが、頼まれても人に貸したりせず、自分だけの一本になるまでじっくりと育ててあげてください。

* 長期間使わない場合は、中身のインクを出しきって、ぬるま湯で洗浄してから保管しましょう。
* 近ごろの万年筆は、昔のように飛行機に乗るとき気圧の関係でインク漏れすることは少なくなっています。キャップをきちんと締めて、ペン先が上を向くように胸ポケットにでも差しておけば大丈夫です。
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2005年10月26日

万年筆の買い方〜はじめての人のための金ペン堂対策

都内で細字の万年筆を買い求めるなら、神保町の金ペン堂がおすすめと書きました。

金ペン堂のご主人は、職人気質が強いためか、ぶっきら棒な態度でお客さんに接することもあるようです。ネット上の掲示板で、憤慨したお客さんの経験談を見かけました。噂を読んで怖じ気づいてしまった…そんな方のために、金ペン堂で万年筆を買うための留意点を挙げたいと思います。


  • 事前に相場や種類の下調べをして、現実的な予算と万年筆のサイズの希望を決める。
  • 通ぶらずに、分からないことは素直に質問する。
  • 店主が不在のときは出直す。


最初の下調べはとても重要です。おおよその相場を知っていれば、ありえない希望を口にして唖然とされることもありません。出来れば、メーカーやシリーズ、型番まで細かく選別したうえで、「これこれの予算で、これこれの大きさの細字が欲しいのだけど、どれがよいでしょうか」と聞いてみましょう。自分の想定が、ベテラン店主のおすすめとぴったり一致したら、とても嬉しいものです。自分の選択眼を目一杯褒めてあげましょう。

二点目。相手はその道何十年のベテランです。よっぽど年期の入ったマニアでもないかぎり、知識・経験ともに逆立ちしてもかなうことはありません。謙虚な態度で相談に乗ってもらう、という姿勢で行くのがベターです。「初めて買うんですけど」と正直に言っておすすめを尋ねれば、決して不愉快な思いをすることはないでしょう。

三つ目の留意点は、店主以外に奥さんと思しき人がお店に出ている場合があるためです。目当ては目利きの店主なのだから、改めて出直すことにして、その日は古本屋街を楽しむことにしましょう。数万円の高価な品を買うのですから、電車代の数百円くらい小さなものと割り切ってください。

忘れてはいけないことは、金ペン堂は「細字」が得意ということです。太字が欲しいなら、フルハルターなど他のお店を訪れるべきです。細字好きの方なら、金ペン堂自慢の極細にきっと満足するはずです。

金ペン堂
posted by horiuchi at 00:10| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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